スタッフインタビュー
2020年 新卒入社
ファインセラミックス部 (男性)様々なことにチャレンジさせてもらえる会社だと思います。
学生時代、研究開発の仕事に携わりたいと考え、就職活動に臨みました。
合同説明会やインターンシップに参加していく中、ガラス容器や抗菌剤を扱っているメーカーの興亜硝子を知りました。
「ガラスメーカーが抗菌剤製造?」と興味を持ち、会社説明会でそのメカニズムを質問してみると、興亜硝子は銀を含有した抗菌ガラスの製造を行っており、銀が優れた抗菌作用を持っていることを知りました。
大学生時代の研究で、銀を担持させた触媒を用いて実験を行なっていたこともあり、銀の汎用性の高さに改めて驚かされました。
また、抗菌ガラスは、一般的なガラス容器と異なり、あえて徐々に水へ溶けていくガラスにすることで、長期的に抗菌効果を持たせているところも面白いなと感じ、この会社に決めました。
新規抗菌剤の開発が主な業務になります。
実験用の小型電気炉等で抗菌ガラスを試作・評価するために、調合表を作成し、原料調合→溶解→成型→評価試験と、一通り自分で行っています。
その他にも、より大型の機械を用いて、量産試作・その評価試験を行なうこともあります。
様々なことにチャレンジさせてもらえる会社だと思います。
入社1年目のときから多くのテーマを与えてくれるため、ずっと開発を行なえています。
また、ときには1つのテーマに絞って実験を行なうこともあれば、実験中に気が付いたことをその他のテーマに応用・展開してみたりと、自主性を重んじて実験に取り組むことのできる環境です。
時勢柄、より様々なものに抗菌剤は使われています。
これまで以上に売り上げを伸ばすためには、抗菌剤のラインナップを増やしていく必要があります。
そのため、今のファインセラミックス部にない新たな抗菌剤を、自分の手でも開発出来るよう、一生懸命取り組んでいます。
ガラスの溶解作業は基本的に1000 ℃以上の温度に設定された電気炉内で行なっています。
作業雰囲気が高温になりやすいので、とくに暑がりな自分は、日々汗をかきながら作業しています。
さらに夏場になると作業雰囲気が高温になるので、それはとても大変です。
また、原料や製品が粉体で、その取り扱い頻度が高いことから、手荒れや乾燥には充分注意しないといけないのも辛いところです。
とにかく怪我には注意しています。入社して2年経った今でも、上司や先輩から安全には気をつけるよう頻繁に警告してくれるので、常に緊張感を持って作業できています。
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